アマゾンでよく買い物するから、お得になるなら検討したいな。
今回はこのような疑問に答えていきます。
✔本記事の内容
・アマゾンマスターカードのデメリット4選
・【解決案】アマゾンチャージは手間なくポイントキャッシュバック!
結論、アマゾンマスターカードはおすすめできません。
理由は、仕組みが少しややこしいことと、「アマゾンチャージ」を利用すれば同等の還元が得られるからです。
アマゾンマスターカードは年会費がかかりますが、アマゾンチャージは無料なので、好きなタイミングでポイントを受け取れます。
本記事では、アマゾンマスターカードがおすすめできないデメリットと、代替案であるアマゾンチャージの説明をいたします。
アマゾンマスターカードとは?
アマゾンマスターカードとは、三井住友カードが発行している「Masterカード」になります。
カードには、「クラシック」と「ゴールド」の2種類の会員があります。
通常のクレジットカードの平均ポイント還元率は0.5%です。
アマゾンマスターカードは、どちらも年会費がかかりますが、買い物時1%ポイントがつき、アマゾンでの買い物の際も、高い還元率でポイントが貯まります。
貯まったポイントは、アマゾンポイントに自動加算されるので、アマゾンで定期的に買い物をしている方は、ポイントの使い忘れがありません。
クラシックカード |
ゴールドカード |
|
年会費(年会費) | 1,375円 | 11,000円 |
対象年齢 | 18歳以上(高校生を除く) | 20歳以上 |
ポイント還元率 (アマゾン) |
通常会員1.5% プライム会員2% |
2.5% |
ポイント還元率 (アマゾン以外) |
1% |
Amazon Mastercard クラシックの特徴【年会費1,375円】
クラシックカードのポイント還元率は、以下の通りです。
年会費(年会費) | 1,375円 |
対象年齢 | 18歳以上(高校生を除く) |
ポイント還元率(アマゾン) | 通常会員1.5% プライム会員2% |
ポイント還元率(アマゾン以外) | 1% |
年会費は、2年目以降1,375円となっておりますが、
「前年度に1回以上のご利用で翌年度無料」
と記載されているので、実質年会費は無料です。
年会費が実質無料で、買い物のポイントは通常のクレカより高い還元率になります。(1%)
さらに、アマゾンで購入すれば1.5~2%のポイントがつくので、1枚目のクレジットカードとして選ぶならおすすめできます。
✔その他の情報
発行対象 | 満18歳以上の方(高校生は除く) 未成年の方は親権者の同意が必要 |
旅行損害補償 | なし |
お買い物安心保障 | 年間100万円まで |
空港ラウンジサービス | なし |
電子マネー | iD |
ETCカード | 年会費550円(税込)で追加可能。 (初年度年会費無料。2年目以降は前年度に1回以上ETC利用のご請求があれば翌年度無料) |
家族カード | 年会費無料で追加可能 (本会員1名あたり3枚まで申し込み可能) |
Amazon Mastercard ゴールドの特徴【年会費11,000円】
ゴールドカードのポイント還元率は、以下の通りです。
年会費(年会費) | 11,000円 |
対象年齢 | 20歳以上 |
ポイント還元率(アマゾン) | 2.5% |
ポイント還元率(アマゾン以外) | 1% |
ゴールドカードは、クラシックカードに比べてアマゾン買い物時の還元率が高いです。
また、旅行時の損害補償や空港ラウンジなどクラシックでは、利用できないサービスもあります。
ゴールドカードは、年会費が11,000円と少し高額ですが、年会費4,900円のアマゾンプライムが無料で利用できるようになります。
ゴールドカードは、条件をクリアしていくごとに年会費が安くなり、実質無料まで持っていけます。
年会費を払って、空港ラウンジ等を利用している方などは、ゴールドカードへの乗り換えを検討してもいいかもしれません。
》ゴールドカード年会費を実質無料にする条件を見る
「別カードで年会費払ってるけど、正直サービスを使いこなせてない」こんな方は、実質年会費タダで、無料のクレカ以上のお得を感じることができます。
✔その他の情報
発行対象 | 満20歳以上の方 |
旅行損害補償 | 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険 |
お買い物安心保障 | 年間300万円まで |
空港ラウンジサービス | 全国主要航空のラウンジを無料でご利用可能 |
電子マネー | iD |
ETCカード | 年会費550円(税込)で追加可能。 (初年度年会費無料。2年目以降は前年度に1回以上ETC利用のご請求があれば翌年度無料) |
家族カード | 年会費無料で追加可能 (本会員1名あたり3枚まで申し込み可能) |
即日登録できるテンポラリーカードも
アマゾンマスターカードは、即日登録も可能です。
上限は3万円ですが、登録してすぐにカード番号が発行され、クレカを利用できるようになります。
カード本体はのちに郵送されます。
アマゾンの定期的に行われる、タイムセールではアマゾンマスターカードを持っていると、買い物時のキャッシュバックポイントが加算されます。
・クラシックカード(プライム会員)⇒3%
・ゴールドカード⇒3.5%
「タイムセールでクレカの恩恵を受けたいけど、カード発行するの忘れてた」
こんな時でも、即日登録できますので、タイムセール当日にクレカの申請をしても間に合います。
》タイムセールの詳細についての記事はこちら
✔テンポラリーカードの利用条件
・20歳以上
・引き落とし口座がインターネットでお手続きできる方
アマゾンマスターカードのデメリット4選
冒頭でもお話しした通り、
「アマゾンでの買い物のためだけに、アマゾンマスターカードの登録はおすすめできない」とお伝えしました。
代替案として、「アマゾンチャージ」を提案していますが、アマゾンチャージ紹介の前に、なぜマスターカードがおすすめできないのかを説明します。
その①年会費が高い
クラシックカード |
ゴールドカード |
|
年会費(年会費) | 1,375円 | 11,000円 |
アマゾンゴールドカードは、年会費が11,000円と高めです。
後程紹介する、年会費を下げる方法はありますが、わざわざ手間をかけて年会費を下げる面倒くささもあります。
「じゃあ無料のクラシックカードは?」
となりますが、クラシックカードの還元率は、プライム会員でも2%ですので、アマゾンチャージがお得です。
(アマゾンチャージは2.5%還元)
その②システムがややこしい
ゴールドカードを実質無料にするためには、いくつか条件をクリアしなければなりません。
また、クラシック・ゴールドともに、「〇〇すれば、無料」などお得に利用する方法は多数ありますが、これらがややこしいと感じる人は多いはずです。
一度登録してしまえば、正直クレカの利用明細を注意深く確認する人は多くないと思いますので、
「もしかしたら年会費取られてるかも」と考えるのもちょっと嫌です。
✔年会費割引条件
・マイ・ペイすリボ利用でー5,500円
・WEB明細割引でー1,100円
その③ポイントはAmazonしか使えない
還元されるポイントは、すべてアマゾンポイントに自動変換されます。
そのため、アマゾンでしかポイントは利用できません。
「クレカのポイントが積みあがっていくのが好き」
「クレカのポイントで商品交換したときに、お得を感じる」
こんな方には、おすすめできません。
その④審査のハードルが少し高め
アマゾンマスターカードは、三井住友銀行が発行しているカードです。
普通に仕事をしている人であれば、問題ないようですが、もしかしたら人によっては審査が通らないこともあるようです。
アマゾンマスターカードのメリット
アマゾンマスターカードのメリットは、以下の3つです。
・アマゾン以外の商品の1%還元も平均より高い
・アマゾンタイムセール等で重宝できる
ゴールドの年会費を浮かす方法
ゴールドカードの年会費は、11,000円(税込)です。
高いと思われるかもしれませんが、いくつか条件をクリアすることで、無料にすることができます。
・マイ・ペイすリボ利用で-5,500円
・WEB明細割引で-1,100円
ひとつずく説明します。
アマゾンプライムが無料(-4,900円)
ゴールドカードを契約すると、アマゾンプライムが無料で利用できるようになります。
アマゾンプライムとは、アマゾンの配送料が無料になり、映画やドラマが見放題、本が読み放題とさまざまなサービスを受けることができます。
- アマゾンプライム会員の豪華特典(タップして開く)
- ・配送料・お急ぎ便・日時指定がすべて無料
・プライムビデオが見放題
・プライムミュージックが聴き放題
・プライムリーディングが読み放題
・プライムワードローブで自宅で服を選ぶ
・プライムフォトで写真を無限に保存
・プライムゲーミング(Twitch)が無料で使える
・アマゾンチャージがもっとお得に!
・ベビー用品が10~15%オフ
・アマゾンフレッシュが無料【地域限定】
・アマゾンナウが無料【地域限定】
・会員限定のプライムデーでお得に買い物【期間中】
アマゾンプライムの年会費は4,900円分が、ゴールドカードに登録すれば無料で利用できるようになります。
アマゾンプライムの会員特典について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください
》アマゾンプライムでできることは?値段や無料体験の方法・使用感を利用歴5年の私がレビュー
マイ・ペイすリボ利用でー5,500円
マイ・ペイすリボとは、「毎月の支払い額」を事前に設定。
その設定金額を超えた分は、次の月に持ち越される仕組みです。
1万円で設定し15,000円利用した場合、超過の5,000円に利息がかかり、翌月以降の支払いとなります。(利息は年利15%)
またこれまでは、「マイ・ペイすリボ」に登録だけで、年会費の割引(-5,500円)が適用されていました。
しかし2021年2月より、実際にリボ払いをしなければ割引を利用できなくなりました。
リボ払いは、本当に恐ろしいため、このリスクをとってまでゴールドカードをおすすめはできません。
WEB明細割引でー1,100円
こちらは、WEBでカードの利用明細を、年に6回以上請求すれば、-1,100円年会費が割引されます。
簡単な作業ではありますが、忘れがちですので、1,100円の割引を受けたい方は、カレンダーなどにメモして請求を忘れないようにしましょう。
1枚目を探しているなら悪くないカード
クレジットカードの平均ポイント還元率は、0.5%なので、通常の買い物でも1%還元されるアマゾンマスターカードのポイント還元率は、高いです。
また、アマゾンで購入すると、さらに還元率は高くなるので、買い物用のクレジットカードとしては優秀です。
そのため、まだ1枚もクレカを持っていないような方は、1枚目としておすすめできます。
WEB利用明細の請求も手間ですし、何よりリボ払いには注意が必要です。
アマゾンマスターカードの入会方法
アマゾンマスターカードの入会方法をご説明します。
クラシック・ゴールドともに入会方法は、変わりません。
✔入会に必要なもの
・金融機関の通帳やキャッシュカード
アマゾンマスターカード入会手順
- アマゾン公式サイトからクラシック・ゴールドを選択して、「今すぐ申し込む」をタップ
- カード種類等再確認し「今すぐ申し込む」をタップ
※テンポラリーカード希望の方は、「即時審査サービス」をタップ - お申込内容のご入力
- お支払い口座の設定
- 入会審査・カード発行
- ご自宅にカードが到着
入力完了後、審査等に時間がかからない場合は、3営業日でカードが発行されるようです。
【解決案】アマゾンチャージは手間なくポイントキャッシュバック!
ここまでアマゾンマスターカードのメリット・デメリットをお伝えしてきました。
結論、アマゾンの買い物だけのために登録するのはおすすめしません。
実際に年会費は高額ですし、知識がないままリボ払いにハマってしまうと、何十万というお金が消えることも全然あります。
アマゾンチャージとは、現金でアマゾンポイントをチャージすることです。
チャージすると金額とプライムの会員の有無で、もらえるポイントが変わってきます。
チャージしたポイントの有効期限はなんと10年です。
そのため、もし利用するなら最大還元率がもらえる9万円以上がおすすめです。
プライム会員で9万円以上チャージすると、ゴールドカードと同等の還元率2.5%なので、絶対にアマゾンチャージがおすすめです。
アマゾンチャージは、公式ページからチャージ金額を決めて、コンビニ・ATM・ネットバンキングで支払うだけでOKです。
- アマゾンチャージの手順解説
-
1.アマゾンにログイン
2.チャージ金額を決めて、「その他に入力」→「今すぐ購入」をタップ
金額は100円~50万まで入力できますが、ポイント還元の対象は、5,000円以上です。3.「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」→「続行」をタップ
他の方法で支払いを選択すると、ポイントがもらえません!4.「注文を確定する」をタップ
支払い方法が、「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー支払い」になっているか確認しよう。5.チャージポイントを確認
6.メールを確認し「お支払い方法別の手順URL」をタップ
7.支払い方法を選択
アマゾンマスターカードの入会を検討していた方は、まずこのアマゾンチャージを試してみることをおすすめします。
詳しく知りたい方は、アマゾンチャージの解説記事をご覧ください。
》現金チャージで得するアマゾンギフト券の支払い方法解説【プライム会員なら最大2.5%】
まとめ:Amazonの買い物で得したいならアマゾンチャージ
アマゾンマスターカードについて、詳しくご紹介いたしました。
メリット・デメリットを確認したうえで、アマゾンのためだけに入会するなら、アマゾンチャージのほうがおすすめです。
アマゾンチャージならリスク0で、金額に応じたポイントが還元され、最大還元率は年会費が必要なゴールドカードと同じです。
アマゾンマスターカードもいいですが、まずはアマゾンチャージを使ってみることをおすすめします。